あいしてるのブログ

この物語はフィクションです

2017-01-01から1年間の記事一覧

さよなら2017、はじめまして2018

さようなら2017年。今年はどんな一年だった? 閉塞と希望の一年だった。 学生という青春が終わり、憂鬱の箱に詰め込まれる社会人になった。私は何もできなかった。信じられないくらい役立たずで覚えが悪かった。私は頭でっかちで根性なしのつまらない人…

文学フリマを振り返って

悔しかった。その一言に尽きるのかもしれない。売れたのはせいぜい25冊前後、それも知人友人を含めた数で。別に売れたいと思って文学フリマに参加した訳ではないと思っていたけれど、モノレールで浜松町に向かう帰路、予想以上に気落ちしている自分がいて…

友だちについて

友だちについて。 中学生のとき、お父さんから手渡されたのは「きみの友だち」という本だった。朝日新聞の書評で取り上げられていたらしい。のめり込むようにその本を読んで、そして憧れた。同時に私は、主人公ふたりの女の子の関係性に、間違いなく嫉妬して…

「銀杏BOYZ 日本の銀杏好きの集まり」感想

今日のために生きてきたと思う。 夢みたいなライブが終わって、突然現実に投げ出されて、他の情報を頭のなかに入れたくなくって、はやる気持ちで夏の蒸し暑い夜を駆けた。 かつて峯田和伸は泣き虫で甘ったれで愛されたがりなわたしの神さまだった。XXXは全員…